不登校の中学生のための高校受験診断公開

2026年10月14日、Schorbitのウェブサイトに無料の「不登校の中学生のための高校受験診断」を公開しました。
8つの質問に答えるだけで、お住まいの都道府県の入試制度をふまえた高校受験の見通しと、入試までにやっておきたいことがわかります。全8問・約1分で、登録や個人情報の入力は必要ありません。
県別ガイドの集大成として作りました
Schorbitではこれまで「不登校からの高校入試ガイド」として、都道府県ごとの高校入試の仕組みを一次資料をもとに解説してきました。2026年10月14日現在、19の都道府県を公開しています。
記事を書き進めるなかではっきりしたのは、高校入試の制度は都道府県によって大きく違い、不登校の中学生にとって有利な県と厳しい県があるということです。内申点を見ずに当日の学力検査で判定する選抜がある県もあれば、内申点の比重が大きく、評定の影響を受けやすい県もあります。
同じ学力と同じ評定でも、住んでいる場所によって見通しは変わります。ところが、自分の県の制度を調べて当てはめるのは簡単ではありません。
どこに住んでいても、不登校の状況から高校受験の見通しをフェアに確かめられるようにしたい。そう考えて、県別ガイドで得た知見をひとつの診断にまとめました。

この診断の特徴
都道府県ごとに内申点の重みを変えて判定します
最大の特徴は、都道府県ごとに内申点の重みを変えて判定していることです。不登校の生徒への配慮がある県では評定の影響を小さく、内申点の比重が大きい県では評定の影響を大きく見ています。重みは県別ガイドで分析した各県の制度をもとに決めています。
評定と実際の学力の両面から判定します
調査書に載る評定(いわゆる内申点)と、実際の学力は別物です。学校を休んでいると、力があっても評定に表れにくいことがあるからです。
そこでこの診断では、この2つを分けてたずね、選んだ都道府県の選抜制度に合わせて組み合わせています。実際の学力は学校の定期テストをベースに判断します。評定がついていない場合や定期テストを受けていない場合にも答えられるようになっています。
不要な情報(欠席日数等)はたずねません
氏名や性別など、不要な個人情報は一切取得しません。また、一見すると重要に思われがちな欠席日数もたずねません。
欠席日数は公立高校入試の合否にはほとんど影響しないからです(私立には影響することがあります)。また、登校の状況と評定は必ずしも一致せず、どちらかといえば評定の方が重要だからです。そのため、この診断では欠席日数や登校の状況は聞きません。
進路ごとの見通しと残りの期間ですべきことがわかります
結果では、公立の全日制高校のほか、私立高校や定時制・通信制高校についての見通しもお伝えします。あわせて、入試までの残りの期間と、その期間にどこから取り組むとよいかも示します。お住まいの都道府県の県別ガイドへのリンクも表示されるので、詳しい制度はそちらで確かめられます。

対応している都道府県
現在、次の19の都道府県に対応しています。
北海道・宮城県・茨城県・栃木県・群馬県・埼玉県・千葉県・東京都・神奈川県・新潟県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・京都府・大阪府・兵庫県・広島県・福岡県
そのほかの道府県の方も最後まで回答でき、全国共通の大まかな結果をお伝えします。
対応する都道府県は、県別ガイドの公開や更新に合わせて増やしていきます。診断ページでは、各都道府県のデータがどの年度の入試にもとづいているかと、更新の履歴も確かめられます。
ご利用にあたって
この診断は、いただいた回答をもとに自動で結果を作るものです。お伝えするのはあくまで大まかな目安で、合否を予想するものではありません。個別の高校名も出していません。
実際の入試制度や各高校の状況とは異なる場合があります。出願にあたっては、必ず各都道府県の実施要項や志望校の募集要項をご確認いただき、詳細は在籍の中学校からもご確認ください。
回答はお子様本人でも保護者の方でもかまいません。「これからどうなるんだろう」と考えるときの最初の手がかりとして、気軽に使ってみてください。

