昼休みに「脳汁」とともに確率で遊ぶ。オンライン進学校の日常

■ Schorbit、離陸
2026年1月8日、シン・ガッコウ Schorbit が正式にスタートしました。開校から数日が経ちましたが、早くもうれしい変化が起きています。
不登校で長らく学習習慣が途切れていた生徒が、朝8時40分にオンラインでログインし、午後3時までしっかりと学習に向かうリズムができつつあります。
「1日があっという間で達成感もある」という声も聞こえてきて、これまでの準備が報われるような何よりのスタートとなりました。
ところで、Schorbitは単に勉強を教えるだけの場所ではありません。今回は、私たちのもう一つの大切な要素である「コミュニティ」の部分、とりわけ息抜きの様子をご紹介します。
■ ボードゲームのオンライン化
ボードゲームとはトランプやサイコロを使ってやる簡単なゲームのことです。もちろん、もう少し凝った感じのゲームもあります。
実は最近、それらをまとめたオンラインのプラットフォームがあるという話を知人から聞きまして、それってSchorbitと相性が良いのでは気付きました。

そんなに難しくもないゲームを、オンラインでつながった仲間と一緒に遊ぶ。休み時間にやるには最適ですよね。
Schorbitの日課では、昼休みを長くとってありますので、そこでやるのにちょうどいいかなと思って、サービス開始早々、生徒たちを誘ってやってみました。
ボードゲームアリーナ(Board Game Arena)という定番プラットフォームのアカウントを作って、『Can’t Stop(キャント・ストップ)』という名作ゲームをプレイしてみました。

■ 確率×リスク管理=アドレナリン
Can’t Stop は有名なゲームですので、ご存じの方も多いはず。
ご存じない方は今すぐ知ってください!
使うものはサイコロとちょっとしたボードだけ。
一見するとシンプルなすごろくですが、実は確率と戦略が支配する奥深い世界が広がっています。
毎回頭を使って選択肢、その都度、劇的な展開が生まれて右往左往する。個人的には麻雀に匹敵するくらいおもしろいゲームだと思っています。度々絶叫しそうになるくらいアドレナリンが噴き出てきます。
このおもしろさを何とか文字に起こしたいところではあるんですが、あまりうまくいかないと思います。
こればっかりは、やってみないと楽しさが伝わらない部分がほとんどなので。

概略をいうと、4つのサイコロを振り、それを2つずつのペアに分けて足し合わせます(例:2と12、7と7など)。その出目の数だけコマを進めることができるのですが、ここで重要なのが「どこで止めるか」という決断です。
サイコロを振り続ければどんどん進められるわけですが、一度でも進める目が出なければ、そのターンの進歩はすべて没収。「もっと進みたい」という欲と、「今の成果を確定させたい」という守りのバランスが試されるゲームです。
本当に、純粋におもしろいゲームなんです。文章ではほとんど伝わらないと思いますが信じてください。
Can’t Stopというタイトルは、「もうそろそろ止めた方がいいって頭ではわかってるんだけど……でも止められない!」というプレイヤーの心理を突いたものです。
■ 確率と遊びは切っても切れない
記念すべき1つ目のゲームになぜこれを選んだのか。
言うまでもなく、めちゃくちゃおもしろいからです。
ですが、強引に勉強にこじつけますと、実はこれ、高校の数学Aで学ぶ確率の内容と深く関わっています。
条件付き確率、期待値、重複組み合わせ、確率分布。
これらの高校の確率や統計で学ぶ考え方が、頭ではなく体感的に身につくゲームでもあります。
なんというか、頭で計算して納得するタイミングと、経験則でわかってくるタイミングが絶妙にいい塩梅なんですよね。確率のメカニズムに楽しみながら気付くことができます。
そもそも確率論のルーツがこうしたサイコロゲーム(フェルマーとパスカルの往復書簡、1654年)だとされています。

※本物のイラストに見えますが、これは生成AIが作成した当時のそれっぽい画像です。
最初は本当におもしろいのか半信半疑だった生徒も、途中からは「ここは一気に攻めるべきか?」「流れが来ている!」と大盛りあがり。
脳汁ドバドバの確率とリスクとの駆け引きに次第に熱狂していきました。
もちろん、こうしたゲームをする一番の目的は、学ぶことではなくて楽しむこと。こうした息抜きがあるからこそ、毎日の勉強も続けられます。
■ オンラインでも「学校生活」は作れる
Schorbitが目指しているのは、単なるオンライン学習サービスではなく、オンラインで学校空間をシミュレートすることです。
大人がリモートワークしているのと同じように学校もオンライン化可能です。
ところが、それは授業をオンライン化するという話ではありません(それはとうの昔に達成できているので、それ以上を目指しているのです)。
むしろ、対面じゃないと得られないと決めつけていた、こうした暖かみのある交流をオンライン化するところにこそ特徴があります。
離れた場所にいても、同じ盤面を囲んで真剣に遊ぶ。そんな「休み時間の風景」も、私たちが大切にしたい Schorbit の一部なのかもしれません。
■ 第1期生、募集中です
まだ始まったばかりのSchorbitですが、これから生徒が増えてくれば、こうした交流はもっと楽しいものになっていくはずです。
学習塾のような形態ですと、生徒がいっぱいになるとパンクしてサービスが低下するという現象が起こるのですが、Schorbit の形態ですとそうはなりません。人が増えたら増えた分だけ、交流が加速して楽しくなるのです。
現在、3月末までの完全無料トライアル期間を実施中。
勉強のリズムを取り戻したい人、難関大を目指して戦略的に学びたい人、そして息抜きも全力で楽しみたい人。
ぜひ、私たちの”新しい進学校”をのぞきに来てください。
興味をお持ちの方は無料登録のご案内ページよりお手続きをお願いいたします。
